マネジメント・リーダーシップ組織開発

相対するのではなく同じ方向を見る

チームの仲間や上司と意見が食い違ってしまう時、あなたはどんな行動を取りますか?

 

① 衝突を恐れて互いに話し合いを避ける(回避)

② 自分の意見を取り下げる(譲歩)

③ 相手を説得して自分の意見を押し通す(説得)

④ お互いの中間地点を探る(妥協)

⑤ とことん話し合ってベストを創出する(協働)

 

 

会社でもチームでも、相手も自分も目指すゴールは同じはず。しかし、立場が違えばモノの見え方や捉え方が異なり、ひいては考え方も違ってくるため、意見が対立してしまうことはよくあることです。

そんな中、当たり前のように見受けられるのは④の「調整」と言う名の妥協です。

「それ、妥協したんじゃない! 本当にそれでいいの?」

そう思うことは山ほどあるのに、「いや、あちらを立てればこちらが立たずで、妥協点を探るしかないんだよ。」との上司の説明に昔はよく反発したものでした。

それじゃあ、目指すゴールに対して「ベスト」じゃないのに・・・

 

お互いの立場や主義主張を背負ったまま相対していては、物事平行線のまま前に進みません。

互いが背負っているモノをそのままに相対して激しい言葉を相手に投げつければ、それはすれ違いや傷つけあいになってしまうのかもしれません。

見ているゴールは同じはず。だとすれば、互いが同じ方向を見て、一旦は自分の色々なモノを肩から降ろして、同じ景色を見ながら互いに本音で話をしてみることが大切なのです。

「同じ景色を見ている」「同じゴールを目指している」

この実感が互いにしっかりと持てていれば、どんなに意見が衝突しようとも、それは前向きな話し合いのはずです。

 

これは会社内におけることだけではなく、プライベートなチームや家族間、夫婦間でも同じことが言えますね。

 

あなたは会社の、家庭の、またはプライベートの時間におけるパートナー・仲間と同じ景色を見ていますか?

常に同じゴールを見ていますか?

相対するのではなく同じ方向を見つめる。

忘れずにいたいですね。

 

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