メンバーに自主性が見られない。
上司、リーダーに依存している。
依存型チームをなんとか自律した積極性のあるチームに改革したいと願う時、
成功の秘訣はズバリ!
チームリーダーやトップが行動を改めること
です。
仕方なく口うるさく言ってしまう。
仕事に支障が起きるから仕方がない。
リーダーの気持ちも分からないではありません。
しかしそこは、腹を括ることです。
チームが依存状態にあるのは、
メンバーがそもそも依存体質であることも一因かもしれませんが、
依存させている側にも大きな要因があります。
リーダーが覚悟を見せずして「自律的になれ!」と檄を飛ばしても、
メンバーは本当のコトを知っているのです。
リーダーがきっと口出しするであろうことを。
メンバーが依存状態だから口出ししてしまう。
メンバーが自律的だったら口出ししない。
まるで、ニワトリが先か、卵か先かと同じです。
そんな論争は止めにして、
リーダーが、メンバーの依存を招く行動をすっぱり止めてしまえばよいのです。
具体的に、リーダーがすべきことは以下の3つです。
① 手放す
② 見守る
③ 待つ
多くの場合、リーダーは待つことができずに介入してしまいます。
それを知っているメンバーも、
無意識にリーダーの介入を待っているかもしれません。
メンバーが何らかの行動をした時には、
致命的でない限りは口出しは控えて、
メンバーの考えや行動で進めることを促しましょう、
せっかくのメンバーの言動も、
リーダーがいちいち修正していては、
「結局のところ、自分達に主導権はない」
とメンバーは感じてしまい、
当事者意識を持つ事はできません。
あるいは、リーダーの顔色を伺う言動しか出てこない原因にもなります。
それは即ち、依存状態から脱却できない事を意味します。
依存型チームを作っている最大の要因は、リーダーにあるのです。
それを改革したいなら方法はたった1つ。
リーダーが行動を変えることです。
あなたにその覚悟はありますか?