プロフェッショナルというと、誰を思い浮かべるだろうか?
大谷翔平選手(野球のプロ)、葉加瀬太郎氏(ヴァイオリンのプロ)、宮崎駿氏(アニメのプロ)
ジャック・ウェルチ(経営のプロ)、マーガレット・サッチャー(政治のプロ)・・・
プロフェッショナルとは、「どういう人」なのだろうか?
すごいスキルを持っている人?
成果を出し続ける人?
世の中に影響を与えた人?
そうではない。
私の中で、「プロフェッショナル」とは、
カッコよく綺麗というイメージというよりも、
もっと泥臭く、苦しく、しんどくて、ドロドロしたものだ。
事に当たる時は様々な瞬間がある。
逃げたい、放り出したい、泣き叫びたい、誰かや何かのせいにしたい。
そんなネガティブな場面は山ほど訪れる。
そんな時、どうするか?
プロフェッショナルマインドがあるか、そうでないかは、そういう時に出るのだと思う。
「プロらしく」振舞うことは、誰でもできる。
しかし、「プロでい続ける」ことは、簡単ではない。
現実は厳しい。
努力してもうまくいかないことはある。
評価を得られない、受け入れてもらえないこともある。
運もある。環境もある、タイミングだってある。
本当に誰かや何かが原因で、自分にはまったく否がないのに残念な結果を招くこともあるだろう。
そんなとき、どう振舞うか。
つまり、「生きざま」がプロか、プロでないかの違いだと私は思う。
新入社員だってプロはいるし、経営者でもアマチュアのままの人もいる。
プロになるのは簡単じゃない。
「なんちゃってプロ」でいたほうが楽ちんだし、もしかしたらうまくいくかもしれない。
しかし、プロを目指す過程でしか手に入らないものは、確かにある。
また、その道を歩んだ人だけが手にすることができる自信は、
世間の評価や報酬とは別に、確かに自分自身の支えとなる。
プロフェッショナルとは、結局のところ、そのマインド、生きざまを貫いている人、と私は思う。
道は厳しい。
目指すも目指さないも、自由だ。
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