経営幹部育成

リーダーに求められる2つの力:Self-Driverとレジリエンスで決断できるリーダーへ

グローバルリーダーたち議論する中で、「これからの時代にリーダーに最も求められる力は何か?」という話題になりました。
彼らが共通して挙げたのは、次の2つでした。

1.Selr-Driver(自分からの発信力)
2.レジリエンス(ストレス回復力)

自分からの発信とは、戦略やアイデアを出す、率先垂範する、などに限りません。
やはり、一番大切なのは、「決断」の際の発信力ではないでしょうか。
ビジネスの現場で、常に皆が合意に至るとは限りません。
正解のない中で、リーダーは「Go or Not Go」の決断を迫られます。
その瞬間に問われるのは、経験でもスキルでもなく、自分の「判断軸」と「価値観」です。

百戦百勝のリーダーなど、存在しません。
皆、何かしらの失敗を経験します。
それが組織に打撃を与える大きなものになるかもしれません。
その際、リーダー自身が混乱に陥る、または沈んでしまったら、組織は路頭に迷います。
人間ですからリーダーだって大きな精神的ストレスを受けることは間違いありません。
しかし、そこからいち早く復活して、「よし!もう一度頑張ろう!」と前を向けるかどうか。
この力がない人に、組織を預けることはできません。

リーダーに求められる2つの力。
セルフドライバーとレジリエンス。

どちらも、後天的に身につけることは可能です。
今日からできる最初の一歩は、小さな「自己決定」を積み重ねること。
「上司がどう思うか」ではなく、「自分はどうしたいか」で動いてみる。
その一歩が、Self-Driverの第一歩です。




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