禅語から学ぶリーダーのあり方

「柳緑花紅」それぞれの強みを活かせばよい

茶道初心者教室を修了し、師と仰ぎたい先生に入門を許されての最初のお稽古日に掛かっていたお床のお軸は「柳緑花紅」。りゅうりょくかこう。柳は緑、花は紅 でした。

柳はどこまでいっても緑であり、花はどこまでいっても紅である。それがあるがまま。柳が紅であることはないし、花が緑であることもない。そのまんまなのである。

とてもシンプルな4語なのですが、私にはとても心に響いた言葉でした。

 

ガンダムスーツを一生懸命着込んで自分を大きく見せようと突っ張ってみたり、背伸びをしてみたりしていた自分。柳が紅くなろうとしたり、花が緑になろうとしていたのと同じだったかもしれません。

この句には続きがあるそうです。

「柳は緑、花は紅、松は曲がり、竹は直し」

いずれもあるがままの姿を語っており、それぞれがそれぞれの持ち味を活かして存在しており、それが全てであり、それで良いのだと。そして柳、花、松、竹それぞれが寄り添って助け合ってこそ美しい調和のとれた世界となる。柳だけが主張するのではなく、花だけが咲き誇るのでもなく、それぞれの個性を存分に活かして調和してこその美なのだと、そんな意味もあるのだそうです。

 

AさんもBさんも、CくんもDくんも、それぞれの強みがあり持ち味がある。みんなを同じ色に染めてしまうのではなく、それぞれのあるがままの良さを引き出してあげてその総和として強いチームを作っていく。

新年度スタートということもあり、今期スローガンにもなり得る心に響いた「柳緑花紅」でした。

 

 

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