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人間力

優秀な部下ほど遠慮する|上司の『器』が試される瞬間

昔、私にはすごく優秀な後輩がいた。 今振り返ると、彼の才能に、当時の私は無意識の抵抗を感じていたのかもしれない。その彼が、数年後、転職先の業界で「伝説の営業マン」と呼ばれるほどの人物になったと聞いた。私が彼の先輩だったと知った周囲の人に、彼...
マネジメント・リーダーシップ

エグゼクティブこそ「メタ認知」を鍛えるべき理由|無自覚な孤立を避けるために

「うちのメンバーはポンコツばかり・・・」怒り半分、諦め半分でそう口にしたエグゼクティブがいました。業績目標は思わしくない。指示は伝わらず、報告は遅れる。何度言っても変わらない部下たちに、彼は疲弊していました。ところが、2回のコーチングセッシ...
人間力

理不尽な言葉にどう向き合うか:リーダーの選択

誰かから心無い言葉を浴びせかけられる。陰でネガティブキャンペーンを展開される。理不尽や納得のいかない悪口や嫌味に遭遇することは、誰にでも訪れうることです。こんな時の最善の選択は「相手にしない」です。それは、我慢するという意味ではありません。...
マネジメント・リーダーシップ

マネージャーは「何」をマネジメントするべきか

マネージャーは、「マネジメントする人」ですが、何をマネジメントする人なのでしょう?マネジメント=管理、経営を意味しますが、マネジャー初心者が陥りやすい罠の一つに、メンバーを管理してしまうことがあります。管理すべきは「仕事」であって、「人」で...
戦略人事

適材適所と適所適材 どちらが正しいのか

人の所属や将来を考える時、適材適所と適所適材のどちらが正しいのかと迷う方が多いようです。人を「材」とするこの表現そのものを私は好きではありません。適人適所、適所適人 と敢えて言いたいところです。話は戻り、「どちらが正しいか」の問いの答えは、...
組織開発

関係性の質がチームの成果を変える

チームで結果を出すには、「関係の質を上げること」が何より大切とよくお話ししています。(ダニエル・キム 『成功の循環』から)この「関係の質」について、単に仲が良い事、話がたくさんできている事、と捉えている方がいらっしゃるのですが、もっともっと...
戦略人事

「管理職の罰ゲーム化」が企業を壊す

「管理職になって、更に力を発揮しようと、どうして思わないのか?」「ワークライフバランスも良いけど、ポジションが上がることを目指して頑張る気概も見せてもほしい。」こう思っている人は、もしかしたら、「管理職の罰ゲーム化」が、今や、バズワードであ...
禅語から学ぶリーダーのあり方

「葉々起清風」イノベーションはメンバーが起こす

葉々起清風 (ようよう せいふうを おこす)こちらは禅語としては有名です。(だそうです)共に学んだ仲間が寺を去る時が来た。これが一生の別れかもしれないと見送る時、門下の竹までが笹の葉をそよそよと揺らして清風を起こし、その門出を見送った。これ...
マネジメント・リーダーシップ

部下育成4つのステップ|山本五十六「やってみせ」に学ぶマネジメント実践法

育成には順序があります。①部下に代わって◯◯する(手本を見せる。イメージさせる。)②部下に対して◯◯する(やり方、スキルを具体的に教える)③部下と一緒に◯◯する(どれくらいできるかの見極めやフォローなど)④部下を待つ。独りにしておく(任せる...
マネジメント・リーダーシップ

部下の褒め方3つのフレームワーク|Having・Doing・Beingで組織力向上

あなたは人を褒める時、どこを、何を褒めますか?部下の成果を正しく評価しているはずなのに、どうも組織の活力が上がらない。その原因は、『褒め方』のフレームが古いからかもしれません。人を褒める時、是非、意識してほしい3つのingがあります。それは...