人間力

できない理由ではなく、できる方法を考える

足を骨折しました。

歩くのもままならずとても不便です。

しかし、私にはしなければいけない事が山盛りあります。
身体を動かさなければできないことが。

例えばワンコのお散歩。
毎日の家事と両親のお世話。
仕事では出張も控えています。

面白いもので、痛いなら痛いなりに工夫や知恵が働きます。

「痛いからできない」
「痛いからやらない」

では済まないので、何とかしようと普段以上に頭がフル回転です。

できるために、どうするか

人は追い込まれると、必死で考えるものです。


ところが!

そういう思考にならない時が多々あります。


このメンバーでやっていけるわけがない。

お客様のワガママに付き合ってられない。

とんでもない予算押しつけられて、どうやってやれって言うの。


「やろう」の前に、「できない理由」のオンパレードです。

何とでもしてやろうという、
できるためにどうするかという思考になりなさい。

とギブスの足が囁きます。

できない理由ではなく、
できる方法を考える。

わかってはいるけどなかなか難しいのが日常です。

しかし、今の私は不自由この上ないので、
とにかく思考は「どうしたらできるか」とフル回転。
普段全く思いつかない発想に至ったり、
想定外の人に連絡しようと思ったり。

必死さが普段とはまるで違います。

そうか。
大変だと言いつつも、
必死さが普段はまだまだ欠けているのかも。

私の心が囁きます。


ありがたい事に、サポートの申し出をたくさんいただきます。

「ワンコのお散歩、代わりに行くよ」
「買い出しとか、言ってね」

人に頼るのが得意な方ではない私ですが、
今回は思い切って甘えさせてもらっています。

「悪いな」「申し訳ないな」
と罪悪感や卑下した気持ちではなく、
「ありがたいな」
と感謝の気持ちでお申し出を受け取る事にしました。

そして、今の私ができることで感謝のお返しをします。

お子さん(受験生)のメンタリングをする。
介護のグチを聴いてストレス発散をしてもらう。
個人経営のお店の発展に向けたコーチングをする。

みなさん喜んで私の気持ちを受け取ってくれるので、
私も遠慮なく皆さんのサポートを受け取る事ができます。

これも、
「できるためにどうしよう」
と考えた延長線上のことで、
お陰で人と人との繋がりが一層強く太くなり、
ケガも悪くはないなと思えてきます。

できない理由をあげつらうのではなく、

できるために、どうするか

と考える。

他人のサポートは申し訳ないではなく、

ありがたく受け取る。

今自分にできることで、感謝のお返しをすればいい。
(今今が難しければ、もちろん後でも構わない)

もっぱらの私の課題は、
怒涛の月末を、この足でどう乗り切るかです。

できるために、どうするか

自分の工夫と智慧で今をどう攻略するか
楽しんで乗り越えます!




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