誰だって変わることができる

「やり続ける」モチベーション維持に、お勧めの考え方

ちゃんと聴けるようになりたい。
質問が上手にできるようになりたい。
会議をうまく仕切れるようになりたい。

色々なご相談をいただきますが、そのほとんどは
一部の特別な才能を持つ限られた人だけが極められるコトではなく、
誰もが脳の筋トレで実現可能なことです。
筋トレなので、老若男女役職を問わず、
誰もがその気になった時から始めれば、必ず達成可能です。

ところが現実には、
「無理・・・」「SOS」のお声がとても多いのです。

それは、筋トレ成功に最も必要なコトが軽視されているからです。

筋トレは、「これをやり続ければ結果が出る!」と
その成功法則が明確に分かっているにも関わらず、
多くの人は途中離脱してしまいます。
人間にとって「やり続ける」ことは、とても難しい事だからです。

シンプルな事をやり続ける。
結果がなかなか見えなくてもやり続ける。
そのためにはモチベーションの維持が不可欠です。

「チームを一番にするために」
「もっとマネジメントに自信を持てるように」
最初はその目的がはっきり分かっていても、
筋トレは地道にコツコツが基本なので目に見える結果はすぐには得られず、
次第に目的がボンヤリかすんできてしまい、
モチベーション維持が難しくなります。

つまり、筋トレ成功の秘訣はモチベーション維持にかかっていると言っても
過言ではないのです。

モチベーション維持の仕方は人によって異なります。
自らにムチを打ってひたすら努力し続ける人。
周囲に宣言をして、そのプレッシャーで自分を追い詰める人。
メンタルコーチのようなサポーターをつけて頑張る人。

どんな方法を取るかは自由です。
Aさんが成功したやり方を真似しよう。部長に勧められたやり方でやってみよう。
ではなく、
自分の特徴を一番理解している自分自身が、
その最適な手段を選択すれば良い
のです。

ただ、一言付け加えるとしたら、
一人で頑張るよりは、仲間やサポーターなど、
他者を巻き込むことが効果的
だと思われます。
一人で頑張る事は、孤独との戦いでもあり、ダブルの戦いが必要になります。
浪人生が、宅浪より予備校へ通っている人の方が結果が良いように、
他者からの刺激・サポートは、
思っている以上に自分を後押ししてくれるものだからです。

コーチでもよし、直属の上司でもよし、部門外の友人でも良いでしょう。
私は直属の部下にお願いしたこともありましたし、
コーチに頼んだこともありました。

モチベーションの維持コントロールは自分で直接ハンドリング可能なコトですが、
それを効果的に行うために、他人の力をうまく利用する
ことは
決して恥ずかしい事ではなく、逆に、多くの成功者と呼ばれる人たちは、
自らのモチベーションや感情コントロールのために、
信頼できる第三者をうまく巻き込んでいる
ようです。

特別なことではなく、ただ、毎日、コツコツやり続けること。
そんなシンプルなことこそ、実は一番難しいものなのかもしれません。
しかし、それさえできれば、あなたの脳の筋トレは成功したのと同じコト。
手に入れたい結果は確実にあなたのものになるのです。

あなたは自分のモチベーション維持のために、何をしますか?
誰を巻き込みますか?


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