人間力

信用を失うとき

人間は間違います。
生まれてからこの方、ただの一度も間違いのなかった人はいないでしょう。

人の真価は逆境の時にどんな態度を取るかで決まります。

失敗した時。
お客様からお叱りや小言をいただいた時。
その時の対応次第で、応援者になってもらうこともできれば、
全く信用を失い見向きもされなくなることもあります。

今はメールという便利なものがあります。

お忙しいので〇〇のお邪魔をしてはいけないので
取り急ぎメールにてお詫び申し上げます。

これではダメですね。

申し訳ありません。〇〇〇でご連絡いたしました。
まずはお電話でお詫びいたします。

これもダメですね。

勿論、物理的距離や状況にもよりますが、
お詫びは相手の顔を見て直接が基本です。

最も最悪なのは、お詫びなしに、
対策や改善案などを提案する人です。
こういう方とは、二度と関わり合いたくありません。

信用を失うのは失敗したからではなく、
その後の対応がダメだからです。
失敗しても事後対応が最高ならば、
お客様は逆にあなたの最強応援団になってくれるでしょう。

相手に対してどれだけ誠実か、真摯であるかです。
口先だけ、スキルだけの人に信用はつきません。

お客様になかなか信用していただけない。
信用を失ってしまった。

それは経験が浅いからでもなければ、ミスをしたからでもありません。

日頃の、逆境の際の、あなたのあり方に理由があるはずです。
信用を得られない、信用を失ったことを嘆くのではなく、
相手に誠実さや真摯な思いを届けることができなかった自らのあり方を
振返りましょう。

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