「あの人が言うのだから、聞く耳持たないとね。」
相手にとって耳が痛い話をする時にも、
聞く耳を持ってもらえる人としての魅力(=人間力)を備えたいね。
と経営や管理職の方にはお話をします。
翻って、
部下や同僚から進言を受ける時、
「いつもだらしない、あいつに言われたくないよな」
そんなふうに、心の中で思ったことはありませんか?
経歴や役職、日頃の仕事ぶりなど、
相手の立場や印象で無意識にフィルターをかけて、
伝えられた内容そのものをスルーしてしまう。
そんな経験はないでしょうか。
自分に対する苦言や批判は、
それが望外のことであればあるほど、なかなか受け入れがたいものです。
つい、言ってくれた相手を否定したり、距離を取ってしまったり、
そんな反応になってしまうこともあります。
これは、自分に対してだけでなく、チームに対しての進言を受け取った時も同様です。
パフォーマンスが高い彼の言うことは素直に聞く耳を持つけれど、
なんだかパッとしない彼の言葉はスルーしてしまう。
これでは、「誰が言っているか」に影響を受け、事の真実を見誤ってしまう可能性大です。
「あの人が言うのだから」と認められる人間力を持ちたいと思う一方、
自分が受け取る側の時には、
「誰が」でフィルターをかけるのではなく、
「何を」で受け止め、見極める、誠実さ・真摯さという人間力を持ちたいものです。
最新記事をメールでお知らせ!
✔ 無料
✔ いつでも解除OK
こちらから登録してください!