マネジメント・リーダーシップ

夢を語れないリーダーは失格です

現状をしっかりと見つめて、一つずつ改善を積み上げ、成長へと結び付けていく考え方。
「こうだったらいいな」「あんなこともできたらいいな」と夢を見て理想を掲げ、そこにたどり着くためにどうしたら良いかと考え、今を壊してでもそこへ向かおうとする考え方。

どちらが良い、悪いではなく、どちらもありです。
しかし、リーダーには両方が必要です。夢や理想を掲げ、そこから今を一歩ずつ積み上げていくのです。
夢や理想がない積み上げだけでは、どこへたどり着くかがわかりません。一体何のためにやっているのか、どこへ向かっているのか、それがわからない苦労ほどむなしいものはありません。

人は、ゴールが明確に分かっていてこそ、そこに向かって進むことができるのです。「たどり着きたい」「そんな景色を見てみたい」と望むからこそ、エネルギーが湧いてくるのです。

リーダーが中長期ビジョンでの計画実行を成功させたいのなら、その「輝ける未来」「ワクワクする未来」をメンバーたち見せてあげる、ありありとその状態をイメージさせてあげることが必要です。
「やれ!」で現場が動くのなら誰も苦労しません。義務や縛りで現場を動かしても、いやいややらされた仕事には高いパフォーマンスは期待もできず、良い結果が生まれるとは思えません。
義務や強制の力よりも、夢や希望から生まれる力の方がはるかに大きい。リーダーはそのことを決して忘れてはいけません。

そのためにしなければならない事。
そのためにも、リーダー・トップは常に夢や希望を語り続けることです。誰が何と言おうと、輝ける未来を、そこに到達できたことを考えるだけでワクワクする未来を語り続けることです。

本田宗一郎氏がそうであったように。松下幸之助氏がそうであったように。
スティーブ・ジョブズがそうであったように。ジェフ・ベゾスがそうであったように。

あなたは夢や希望をどれくらい熱く語れていますか?

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