「尾藤さんは言葉遣いにうるさい」
とメンバーやクライアントさんにもよく言われるのですが、
これには私の譲れないポリシーがあります。
意識した言葉ではなく、
ふとした時に発した言葉、咄嗟に口に出た言葉、
普段から使っている言葉に、
その人の潜在意識に宿っているコトが
そのまま出てきていると私は思っています。
「一応、やってみる」「とりあえず頑張ってみる」
こんな言葉を聞こうものなら、「本気じゃないのね」と思います。
「あれは処理しておきました」「なんとかこなせました」
「処理」とか「こなす」とか、あり得ないでしょう?
あなたにとって、仕事っていったい何なの? と思います。
若いうちなら百歩譲って見逃したとして、
ポジションが上の立場の人の言葉遣いが拙いと、
私はその方の品格を疑ってしまいます。
それは標準語でなければダメとか、
敬語がちゃんと使えていないとか、
そんなことを言っているのではなく、
適切な言葉づかい・表現ができているかということです。
言葉は心の鏡です。
言葉遣いが荒い人は、どんなに身なりを整え胸を張っていても、
その方から品格は全く感じることができません。
だからこそ自戒の念も込めて、
日々の言葉を大切にしたいと思っています。