変化の激しい時代において、知識やスキルは日々、
使い物にならない時代遅れのものになっていくスピードが増し、
「正解」は日ごとに変わり、
先の見えない状況では誰も正解を持っていないということを
私たちは認識しなければなりません。
だからこそ、私たちがしなければならないのは、
マニュアルを整えることではありません。
今の時代、マニュアルはすぐに腐ってしまいます。
そうではなく、常に学び続けること。
自分自身を常にアップデートしていく事こそが必要です。
過去から確立されたノウハウを学ぶことよりも、
今、現場で起こっている経験から学ぶことの方が
知識ではなく、智慧を身に着けることの方がはるかに重要です。
そのためには、自分一人の頭であれこれ考えるのではなく、
関係者が集い、または異なる立場・環境の人たちと積極的に関わり、
関係性を築き、対話を通して
様々に異なる視点を持ち寄ってバラバラの知識のかけらを終結させ、
自己の課題解決やイノベーションを生み出していくプロセスが大切です。
とにかく考える
徹底的に考える
24時間考える
「対話」「思考」「創発」を徹底的に求められるマネージャー達は、
普段、マニュアル的行為であればあるほど、
早い段階で悲鳴を上げます。
考えることに疲れ切ってしまうのです。
夢に見る、唸される、と彼らから泣き言が出てきます。
しかし、考えることを止めた途端に、智慧のかけらも出てこずに、
腐ったマニュアルを頼りに何かをしても
なんら結果が出ないどころか、
とんでもない後退を招いてしまうことにさえなりかねないのが
今の時代なのです。
マニュアルよりも大切なコト。
それは経験から学び続け、智慧を得ることです。
知識を得るための学びではなく、智慧を得るための学びです。
あなたは今、正しい学びができていますか?