誰だって変わることができる

「あの人がいると会議が進まない」状況で、あなたができること

自分の意見ばかりを主張する
他人の意見を頭から否定する
感情的になって怒り出す
少数派の意見に耳を傾けない
対立構造を作り出そうとする

このような人が会議参加者にいる場合、
「あの人がいると会議が進まない」
「あの人は会議を破壊する」
「あの人と同じ会議には出たくない」
と他の参加者が思うのも無理はありません。

会議の司会者、ファシリテーターが
会議そのものをコントロールできていれば良いですが、
暴走列車のようになる人が出てくる時、
司会者やファシリテーターが会議をコントロールするには、
立場や経験、人間性も含めて、「それなりの成長」がなければ
非常に難しいものです。

そんなコントロールされていない会議に
不幸にも出席しなければならなくなった時、
あなたはどうしますか?

不毛な会議だと諦めて、時間が過ぎるのを待つ
早く終わるように、適当に話を合わせる
いたたまれず席を立つ
自分に火の粉が降りかからないよう、存在感を消すことを考える


そもそも、会議は「何のため」「誰のため」のものでしょうか。

望まず招集がかかった会議だとしても、
その時間を有益に過ごすか、無駄な時間とするかはあなた次第です。

そして、「会議を創る」責任は、出席者全員にあります。

暴走列車がいた時、
被害にあわないよう逃げる、隠れることを責めはしません。
しかし、暴走列車を止めようと何らかの行動を選択することもまた、
会議を創る者の務めであり、そのような人こそが
真のリーダーシップを発揮できる人だと考えます。

「こんな状況に身を置かなければいけない自分が可哀想」
と考えるか、
「こんな状況だけど、自分は何ができるか」
「この状況を改善させるために、何が有益か」
「時間を無駄にせず、有益な時間にするために自分は何を選択するか」
と考えるか、
そして、どう行動するかは、あなた次第です。

あの人がいると会議が進まない

それは確かに、ハッピーな状態ではありません。
しかし、そんな状態でも
「あなたができること」「あなたがすべきこと」があります。

諦めて嘆くのではなく、
自分にとってのベストは何かを考え、
勇気をもって行動を選択したいものです。

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