Yuka Bito

組織開発

社員が会社を選ぶ時代~優秀な人ほど辞めていく?

私が就職した頃は「一生勤め上げる」という考え方が一般的であり、独立・起業などは殆ど聞いたことがありませんし、転職する人は落ちこぼれた人、何か問題があった人、という偏見にも似た考え方が色濃くありました。転職せざる得ない理由があったのかしら?会...
経営幹部育成

器が広がるとき ― リーダーの成長が組織を変える

経営者や管理職の皆さんは、リーダーシップを「コミュニケーションスキル」や「マネジメント手法」といった「技術の習得」と考えることが多いのではないでしょうか。もちろん、それらは必要です。しかし、本当に組織を動かすリーダーは、小手先のスキル以上の...
戦略人事

成果と人間力を引き出すビジネスコーチ

なぜ、コーチングの効果はコーチによって差が生まれるのか?それは、単なるスキルではなく、コーチの『経験知・専門知識・あり方』が『問いと承認の切り口』を変えるからです。特にビジネスコーチングでは、理論と現場の深い葛藤を知るコーチから繰り出される...
マネジメント・リーダーシップ

「手段の目的化」が組織を破壊する:リーダー育成と対話で防ぐ方法

「できない」なんて一言も言っていないのに、なぜか「いつもお前はできないとばかり言う」と上司に叱られた。誰もが一生懸命に取り組んでいるのに、こうした「すれ違い」が日常的に発生している組織は少なくありません。現場では「お客様へのサービス改善」と...
誰だって変わることができる

能力ではない。結果が出る人と出ない人を分ける「たった一つの差」

結果が出ている人と、そうでない人の違い。それは、能力の差ではなく、「結果が出るまで続けられるか」の違いだと思う。多くの人は、途中であきらめてしまう。言い訳を作って、なかったことにしてしまう。そんな中、「最後」までやり続けることのできる人が、...
マネジメント・リーダーシップ

50分間の『グチ』が、チームの生産性を上げる『宝』に変わる

50分間、ずっとグチを言っていたマネージャー。建設的な話ができたのは、最後の10分だけでした。そんなマネージャーから今日は感謝の言葉をいただきました。「僕、メンバーのグチを聞いてあげることにしたんです。今までは、『仕事だろ!』と思って突っぱ...
マネジメント・リーダーシップ

「教えるスキル」よりも大切な、人を伸ばすリーダーの「関わり方」

近所の公園のグランドで、いくつかの少年サッカーチームが練習に励んでいました。その中に、際立って「育て上手」なコーチの声がありました。「いいぞ!ユウヤ!今、どうだった?」 「ドリブルがダメだった」「じゃあ、どうすればいい?」「ボールをもっと蹴...
組織開発

ムダな会議をいますぐ止める:マネージャーの時間を「意思決定」に取り戻す

「時間がない」と嘆くマネージャーが急増しています。その原因の筆頭に、「ムダな会議が多すぎる!」と嘆く声があります。マネージャー達の貴重なコアタイムが、「ムダな会議」によって奪われているとしたら、それは組織の成長にとって、大きなボトルネックと...
戦略人事

理念や方針が浸透しない理由

立派な理念や方針はあるのに、なかなか社員に浸透しない。よく聞くお話です。理念や方針がどんなに立派であっても、そこに日常の具体性が示されなければ、多くの人は、行動に移すことが難しいのです。維新の立役者 西郷隆盛が沖永良部島へ幽閉されていた時、...
マネジメント・リーダーシップ

「貢献」を間違って使っている管理職はとても多い

若い人たちがよく口にする「貢献」という言葉。ところが、経営層や管理職の中には、若者とは違う意味合いに捉えている人がいるかもしれません。貢献とは「ある物事や社会のために、力をつくし役にたつこと(広辞苑より」です。ところが「貢献=業績に繋がる結...